二本松市議会 > 2022-06-14 >
06月14日-01号

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  1. 二本松市議会 2022-06-14
    06月14日-01号


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    令和 4年  6月 定例会(第4回)          令和4年6月14日(火曜日)---------------------------------------出席議員(22人)    1番 堀籠新一   2番 坂本和広   3番 斎藤 徹    4番 佐久間好夫  5番 佐藤運喜   6番 鈴木一弘    7番 石井 馨   8番 加藤建也   9番 本多俊昭   10番 熊田義春  11番 小野利美  12番 安齋政保   13番 佐藤 有  14番 菅野 明  15番 小林 均   16番 平 敏子  17番 野地久夫  18番 平塚與志一   19番 斎藤広二  20番 佐藤源市  21番 平栗征雄   22番 本多勝実欠席議員(なし)---------------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長   塩田英勝     総務係長     遊佐真理   議事調査係長   鴫原久勝     書記       久保 賢   書記       田神 亮     書記       安田史椰   書記       安齋友裕     書記       藤原和也   書記       志田祐一---------------------------------------地方自治法第121条による出席者   市長          三保恵一   副市長         齋藤源次郎   教育長         丹野 学   総務部長        中村哲生   秘書政策課長      安田憲一   財政課長        阿部史隆   人事行政課長      岡村 厚   税務課長        土屋健二   市民部長        佐藤吉浩   生活環境課長      伊藤雅弘   市民課長        高橋祐子   国保年金課長      佐藤隆嘉   保健福祉部長      早川 東   福祉課長        阿部清久   子育て支援課長     佐藤英明   高齢福祉課長      騎西東五   健康増進課長      福田なおみ   産業部長        荒木光義   農業振興課長      石井栄作   商工課長        遊佐清作   観光課長        移川直弥   建設部長        磯川新吾   土木課長        鈴木喜代一   都市計画課長      菊地 智   建築住宅課長      福山佳男   上下水道課長      佐藤紀行   会計管理者       加藤珠美   選挙管理委員会事務局長 熊田博樹   監査委員事務局長    伊藤 茂   農業委員会事務局長   高根功幸   教育部長        内藤徳夫   教育総務課長      大内真利   学校教育課長      太田孝志   生涯学習課長      関  博   文化課長        鈴木啓樹   安達支所長       佐藤幸夫   安達支所地域振興課長  鈴木達也   岩代支所長       遠藤吉嗣   岩代支所地域振興課長  下村 覚   東和支所長       佐藤秀大   東和支所地域振興課長  橋本浩幸---------------------------------------議事日程第1号 令和4年6月14日(火) 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案等一括上程市長提案理由説明請願付託報告)  会議事件  〔市長提出報告〕   第1号 専決処分の報告について(損害賠償額の決定について)   第2号 令和3年度二本松一般会計継続費繰越計算書   第3号 令和3年度二本松一般会計繰越明許費繰越計算書   第4号 令和3年度二本松一般会計事故繰越し繰越計算書   第5号 令和3年度二本松宅地造成事業会計継続費繰越計算書   第6号 令和3年度二本松宅地造成事業会計予算繰越計算書   第7号 令和3年度二本松水道事業会計予算繰越計算書   第8号 令和3年度二本松下水道事業会計予算繰越計算書   第9号 令和3年度一般財団法人二本松菊栄会決算について   第10号 令和4年度一般財団法人二本松菊栄会事業計画について   第11号 令和3年度株式会社二本松振興公社決算について   第12号 令和4年度株式会社二本松振興公社事業計画について   第13号 令和3年度一般財団法人安達地域農業振興公社決算について   第14号 令和4年度一般財団法人安達地域農業振興公社事業計画について  〔市長提出議案〕   第39号 専決処分の承認を求めることについて        (令和4年度二本松一般会計補正予算)   第40号 二本松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について   第41号 二本松税特別措置条例の一部を改正する条例制定について   第42号 二本松国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について   第43号 二本松東日本大震災による被災者に対する市民税等の減免に関する条例の一部を改正する条例制定について   第44号 二本松新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したこと等による国民健康保険税及び介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例制定について   第45号 二本松広域的減容化事業に伴う地域振興基金条例を廃止する条例制定について   第46号 財産の取得について   第47号 財産の取得について   第48号 財産の取得について   第49号 財産の取得について   第50号 令和4年度二本松一般会計補正予算   第51号 令和4年度二本松国民健康保険特別会計補正予算   第52号 令和4年度二本松介護保険特別会計補正予算   第53号 工事請負契約の締結について  〔請願〕   第4号 地方財政の充実・強化を求める意見書提出請願書  〔陳情〕   第3号 コロナ感染拡大防止策に関する陳情書   第4号 女性トイレの維持及びその安心安全の確保について   第5号 国民の祝日「海の日」を7月20日に固定化する意見書の提出を求める陳情   第6号 沖縄を「捨て石」にしない安全保障政策を求める意見書の提出を求める陳情   第7号 中国共産党による臓器収奪即時停止ならびに人権状況の改善を求める意見書の提出に関する陳情 散会---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------会議の経過 〔開会前机上配付資料 諸般の報告、提案理由説明書請願文書表陳情文書報告書〕 ○議長(本多勝実) おはようございます。 議場内の皆様へ申し上げます。 今期定例会は、新型コロナウイルス感染症予防対策のため、マスクを着用しての会議といたします。 ただいまから令和4年第4回二本松市議会6月定例会を開会いたします。                          (宣告 午前10時00分) ○議長(本多勝実) なお、本日、報道機関等から議場内の写真撮影の申し出がありましたので、許可することにいたしました。 ○議長(本多勝実) 会議に先立ちまして、諸般の報告を行います。 定例会でございますので、3月定例会以降、議長の職務執行についての諸般の報告をお手元に配付しておりますので、ご覧いただきたいと存じます。 なお、報告事項についての関係資料は、事務局に保管してあります。 ○議長(本多勝実) 次に、表彰状の伝達を行います。 去る5月25日、東京国際フォーラムで開催されました全国市議会議長会第98回定期総会において、15年以上永年勤続議員として、1番堀籠新一君、13番佐藤有君が表彰を受けられました。 これより表彰状を伝達いたします。 堀籠新一君、佐藤有君、演壇前にお進みください。          (受賞者 演壇前に移動) ○議長(本多勝実) 表彰状、二本松市、堀籠新一殿。 あなたは市議会議員として、15年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第98回定期総会に当たり、本会表彰規程によって表彰いたします。 令和4年5月25日、全国市議会議長会会長清水富雄。 おめでとうございます。          (表彰状、記念品贈呈、拍手) ○議長(本多勝実) 表彰状、二本松市、佐藤有殿。 以下同文でございます。 おめでとうございます。          (表彰状、記念品贈呈、拍手) ○議長(本多勝実) 以上で、表彰状の伝達は終わりました。 この際、受賞者代表挨拶を許します。 1番堀籠新一君、ご登壇ください。          (1番 堀籠新一 登壇) ◆1番(堀籠新一) 皆さん、おはようございます。 本日は、6月定例議会初日ということで、大変貴重なお時間をいただきまして、表彰状の伝達並びにご挨拶を述べる時間をいただきましたこと、厚く御礼申し上げる次第でございます。 このたびの受賞は、市政進展に尽くしたということで、全国市議会議長会より、議員歴15年以上、佐藤有議員並びに私が受賞いたしました。このたびの受賞は、ひとえに多くの市民の皆様方、あるいは市長をはじめ、市当局の皆さん方のご指導、そして、多くの議員の皆さん方のご指導、ご協力によるたまものだと思って、深く感謝申し上げる次第でございます。 今後は、この受賞を機に市政進展、発展のため、また、市民福祉充実のために励む所存でございます。お誓いを申し上げまして、受賞者を代表しての御礼のご挨拶とさせていただきます。 誠にありがとうございました。 ○議長(本多勝実) 以上で、受賞者代表の挨拶は終わりました。 ○議長(本多勝実) 以上で、諸般の報告は終わりました。 ○議長(本多勝実) これより会議に入ります。 ○議長(本多勝実) 議員の出席状況を報告いたします。 現在出席議員22人、全員であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、本会議は成立いたしました。 ○議長(本多勝実) 地方自治法第121条の規定に基づき、出席を求めた説明員を報告いたします。          (前記のとおり) ○議長(本多勝実) 会議録署名議員を指名いたします。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において8番加藤建也君、9番本多俊昭君、10番熊田義春君。 以上の3名を指名いたします。 ○議長(本多勝実) 本定例会会議事件を報告いたします。 市長提出の報告第1号から報告第14号までの14件、議案第39号から議案第53号までの15件、並びに今期定例会までに受理した請願1件及び陳情5件であります。 ○議長(本多勝実) 次に、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員会今期定例会の会期、日程等に関する閉会中の審査を付託しておりましたので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長、10番熊田義春君。 ◆議会運営委員長熊田義春) 議長、議会運営委員長、10番熊田義春。 ○議長(本多勝実) 熊田義春君。          (議会運営委員長 熊田義春 登壇) ◆議会運営委員長熊田義春) 改めまして、おはようございます。 本委員会に付託されておりました今期定例会の会期、日程等について、去る6月10日午前10時から委員会を開催し、審査をいたしましたので、その結果についてご報告申し上げます。 初めに、今期定例会会議事件でありますが、市長提出の報告14件、市長提出の議案15件であり、議案の内容は、専決処分の承認1件、条例の制定6件、財産の取得4件、補正予算3件、工事請負契約の締結1件であります。 次に、請願等でありますが、今期定例会までに請願1件及び陳情5件を受理しております。 なお、陳情5件につきましては、会議規則第145条の規定による、請願の例による取扱いは行わないことに決定いたしました。 次に、会期等についてご報告を申し上げます。 会期は、本日14日から28日までの15日間と決定をいたしました。 日程につきましては、本日14日は、議案等一括上程、市長の提案理由説明請願付託報告。15日から19日までは、議案調査等のため休会。20日、午前10時本会議を再開し、議案に対する質疑、質疑の後、議案の委員会付託を行い、一般質問に入ります。21日、一般質問。22日、一般質問。終了後、委員会審査に入ります。23日、24日、常任委員会。25日、26日、休日のため休会。27日、常任委員会。28日、午前、常任委員会。午後2時本会議を再開し、委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決という日程であります。 今期定例会一般質問通告者は11人であります。 一般質問発言要旨通告及び質疑通告は、明日15日午後4時までといたしましたので、ご協力をお願いいたします。 以上、議会運営委員会の報告といたします。
    ○議長(本多勝実) 以上で、議会運営委員長の報告は終わりました。 ○議長(本多勝実) お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、本日14日から28日までの15日間とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日14日から28日までの15日間とすることに決しました。 なお、陳情3号から陳情第7号までの5件の取扱いについては、議会運営委員会に諮問の結果、会議規則第145条の規定に基づく請願の例による取扱いは行わないことといたしましたので、ご了承賜りたいと存じます。 会議日程については、議会運営委員長報告のとおりであります。 ただいま日程表を配付いたさせます。          (日程表 配付) ○議長(本多勝実) 今期定例会における一般質問の通告者は11人であります。 来る20日より一般質問の日程でありますが、発言要旨につきましては、明日15日午後4時までに事務局へ通告くださるようお願いいたします。 また、質疑通告につきましても、同じく、明日15日午後4時までに事務局へ通告くださるようお願いいたします。 ○議長(本多勝実) 議事日程に従い、市長提出の議案第39号から議案第53号までの15件、並びに請願第4号の1件を一括議題といたします。 ○議長(本多勝実) これより市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(三保恵一) 議長、市長。 ○議長(本多勝実) 市長。          (市長 三保恵一 登壇) ◎市長(三保恵一) おはようございます。 市議会6月定例会を招集いたしましたところ、ご多用の中ご参集を賜りまして、誠にありがとうございます。 それでは、6月定例会でございますので、提出事件の説明を申し上げます前に、令和3年度の決算見込みの状況と本年度の主な事務事業執行状況等についてご報告を申し上げます。 令和3年度の一般会計及び特別会計は、5月31日をもって出納閉鎖をいたしました。各会計の決算見込みは、一般会計においては、歳入総額379億1,900万円、歳出総額354億4,200万円、差引き24億7,700万円となりますが、予算の繰越しに伴い翌年度に繰り越すべき財源がありますので、実質収支では21億2,100万円の黒字決算となる見込みであります。 また、各特別会計につきましてもそれぞれ黒字決算の見込みであります。 これは、令和3年度各会計の財政運営において、令和3年度からの新たな総合計画に基づく諸施策の取組や原子力災害からの復旧・復興事業、令和3年2月に発生した福島県沖地震に係る災害復旧事業、そして、新型コロナウイルス感染症対策等を積極的に推進する一方で、市政改革財政健全化についても同時に推し進め、国・県の財政支援措置等を活用するとともに経費支出の効率化に努めた結果と捉えております。 続いて、本年度の主な事務事業執行状況等を報告いたします。 初めに、令和3年度の市税、国民健康保険税等収納状況及び今年度の市民交通災害共済加入状況は、別紙(1)のとおりであります。関係各位のご協力に対し感謝を申し上げる次第であります。 次に、新型コロナワクチン接種進捗状況について申し上げます。 令和4年5月25日から4回目となる接種を60歳以上の方及び18歳以上60歳未満の基礎疾患を有する方など重症化リスクが高い方に対し、順次接種券の送付及び接種を開始したところであります。 3回目までの接種率につきましては、6月9日現在、国のVRS、ワクチン接種記録システム上の数値で申し上げますと、12歳以上の対象者全体で81.36%、そのうち65歳以上の高齢者の方については96.12%となっており、なお、3回目の接種券の発送につきましては、2回目まで接種した対象者へ6月中に発送を完了する予定であります。 次に、観光誘客につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の対策を最優先に、霞ヶ城公園や合戦場のしだれ桜、中島の地蔵桜など、市内各地で「桜まつり」が開催され、多くの観光客の皆様方に自慢の桜を楽しんでいただきました。4月9日には待望の二本松歴史観光施設「にほんまつ城報館」の開館式を挙行し、二本松市の新たな歴史・観光の情報発信施設を多くの皆様にお披露目することができました。また、5月15日の第68回安達太良山山開きでは、3年ぶりに山頂で安全祈願祭が執り行われ、「ほんとの空」の下、多くの登山者に雄大な自然を満喫していただくことができました。 観光シーズンの幕開けとなる春から初夏にかけての各種イベントが一部制限されたことは残念でありますが、今後、ウィズコロナ時代に対応した新たな観光戦略等に取り組み、本市への観光誘客につなげてまいりたいと考えております。 次に、農作物の生育状況について申し上げます。 水稲、野菜については、冬の降雪量が少なかったことや春先の高温少雨の影響に伴い、農繁期の水不足が懸念されておりましたが、4月中旬から降雨に恵まれ、平年並みの4月下旬に田植が始まり、おおむね予定どおり作付が完了し、その後の生育は順調に推移しております。 果樹については、3月中旬以降に温暖な気候が続いたことから、リンゴ、梨などの満開期が平年より4日から5日ほど早まる中、遅霜の影響も少なかったことからおおむね順調に生育しております。 次に、原子力発電所事故に関連する健康管理対策実施状況等について申し上げます。 ホールボディカウンターによる内部被ばく線量調査につきましては、本年度も3歳以上の市民を対象に、測定のお知らせを送付し希望者に対する測定、内部被曝に関する情報の提供などを実施しております。 また、ガラスバッチによる外部被ばく線量調査につきましては、本年度から測定を希望される市民の方を対象とし、申請によりガラスバッチを送付することに変更し、9月1日から10月31日までの2か月間調査を実施いたします。 以上申し上げましたほか、現在までに発注いたしました主な土木建設等事業進捗状況は別紙(2)のとおりであり、5月31日までの業務行事等実施状況は別紙(3)のとおりであります。 また、現在までに内定している本年度の国、県営等事業費の割当額は別紙(4)のとおりでありますので、ご覧いただきたいと存じます。 それでは、今期定例会に提案申し上げました議案及び報告事件について、その概要を申し上げます。 初めに、報告事件について申し上げます。 報告第1号専決処分の報告については、議会の指定に基づく損害賠償額の決定の報告であります。 専決処分書に記載のとおり、相手方が大杉緑地広場内を散策中に、腐食した踏み板の損壊により転倒し、負傷したものでありますが、相手方と損害賠償について合意し、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行い、示談をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 報告第2号から第8号までの7件は、令和3年度一般会計並びに宅地造成事業会計水道事業会計及び下水道事業会計の各企業会計において、継続費、繰越明許費及び事故繰越し並びに建設改良費の繰越しとして、それぞれ計算書のとおり翌年度への繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第145条第1項、第146条第2項及び第150条第3項並びに地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものであります。 報告第9号から第14号までの6件は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、法人の経営状況を説明する書類として、一般財団法人二本松菊栄会ほか2法人の令和3年度事業報告書及び決算書並びに令和4年度事業計画書及び予算書を提出するものであります。 以上が報告事件であります。 次に、議案について申し上げます。 議案第39号専決処分の承認を求めることについては、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、物価高騰等に直面する低所得の子育て世帯に対する特別給付金の支給に要する経費について、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、5月23日付で令和4年度一般会計補正予算専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 議案第40号職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、国に準じて本市非常勤職員育児休業等取得要件の緩和及び職員の育児休業を取得しやすい勤務環境の整備に関する措置を講じるため、所要の改正を行うものであります。 議案第41号市税特別措置条例の一部改正については、租税特別措置法及び租税特別措置法施行令の一部改正に伴い、引用条項を改めるものであります。 議案の順序もございますが、議案第42号国民健康保険税条例の一部改正及び議案第51号令和4年度国民健康保険特別会計補正予算の2件につきまして、関連がありますので合わせて説明を申し上げます。 本市の国保の現況につきましては、被保険者数が減少している一方で、被保険者1人当たりの医療給付費は増加しており、依然として、厳しい財政運営を強いられている状況にありますが、令和3年度決算見込みでは、歳入において収納率の向上により保険税を見込みより多く確保できたことなどから、事業の健全運営を図ることができたところであります。 今回の予算補正につきましては、被保険者負担抑制に意を用いるとともに、確保すべき事業費納付金の財源等を措置いたしました。 歳出においては、過去の実績及び被保険者数の推移等を勘案して医療費の所要額を推計いたしました。この結果、保険給付費は当初予算との比較で507万8,000円の減となりました。 また、国民健康保険事業費納付金は、県から確定した額が示されたことから2,733万2,000円の減となりました。 歳入では、保険給付費に係る県からの交付金の減などにより、県支出金は501万3,000円の減となりました。 これらの算定基礎に基づき、必要となる国保税を算出することになりますが、被保険者負担軽減を図るため、令和3年度決算剰余金見込額1億5,386万8,000円を全額繰り入れることとし、再計算を行った結果、必要となる国保税の総額は8億8,240万6,000円、当初予算と比較して1億5,401万8,000円の減となり、最終的に歳入歳出総額では、56億2,951万5,000円、当初予算と比較して2,909万8,000円の減額補正となったところであります。 これにより、医療給付費分後期高齢者支援金等分を合わせた税率は、前年度対比で、所得割が0.39ポイントの増、被保険者均等割が据置き、世帯平等割が100円の引下げ、被保険者1人当たりの税額は、前年度対比で1,062円、率にして1.4%の減となり、1世帯当たりの税額は、3,358円、率にして2.7%の減となったところであります。 介護納付金分については、前年度対比で、所得割が0.55ポイントの減、被保険者均等割が1,900円、世帯平等割が1,000円のそれぞれ引下げとなり、被保険者1人当たりの税額は、前年度対比で5,067円、率にして15.8%の減、1世帯当たりの税額は、6,217円、率にして16.6%の減となったものであります。 また、医療分、後期高齢者支援金分、介護分を合わせた総額と被保険者及び世帯総数に基づいた1人当たりの税額は、前年度対比で2,864円、率にして3.3%の減となり、1世帯当たりの税額は、6,389円、率にして4.7%の減となったものであります。ご理解を賜りたいと存じます。 議案第43号東日本大震災による被災者に対する市民税等の減免に関する条例の一部改正及び議案第44号新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したこと等による国民健康保険税及び介護保険料の減免に関する条例の一部改正については、国の財政支援延長に伴い、令和4年度分の国民健康保険税及び介護保険料の減免措置を行うため、それぞれ所要の改正を行うものであります。 議案第45号広域的減容化事業に伴う地域振興基金条例を廃止する条例制定については、基金の設置目的を達成したため、廃止するものであります。 議案第46号、議案第47号及び議案第48号の財産の取得については、消防ポンプ自動車2台、小型動力ポンプ積載車3台及び小型排水ポンプ4台を購入するものであり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 それぞれ指名競争入札により5月18日に入札を執行した結果、消防ポンプ自動車購入につきましては、和田自動車株式会社が3,850万6,673円で落札し、消費税及び地方消費税を加算して、契約金額4,235万7,340円で5月24日に仮契約を締結し、小型動力ポンプ積載車購入につきましては、日本ドライケミカル株式会社福島営業所が2,031万円で落札し、消費税及び地方消費税を加算して、契約金額2,234万1,000円で同じく5月24日に仮契約を締結し、小型排水ポンプ購入につきましては、株式会社南東北クボタ二本松営業所が1,920万円で落札し、消費税及び地方消費税を加算して、契約金額2,112万円で同じく5月24日に仮契約を締結したものであります。 それぞれの入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでありますので、ご覧いただきたいと存じます。 議案第49号財産の取得につきましては、油井字砂田地内の安達支所周辺整備用地1,358平方メートルを1,246万6,440円で取得することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案の順序もございますが、次に、議案第53号工事請負契約の締結については、(仮称)二本松市多目的運動広場本体整備工事に係る工事請負契約の締結について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。本工事につきましては、特定建設工事共同企業体による制限付一般競争入札により5月12日に入札を執行した結果、菅野・アンサード特定建設工事共同企業体が4億9,400万円で落札し、消費税及び地方消費税を加算して、契約金額5億4,340万円で6月2日に仮契約を締結したものであります。入札結果につきましては、お手元の資料のとおりでありますので、ご覧いただきたいと存じます。 次に、補正予算の説明を申し上げます。 まず、議案第50号令和4年度一般会計補正予算についてでありますが、今回の予算補正につきましては、コロナ禍における原油価格・物価高騰への対応分を含む新型コロナウイルス感染症対策経費、令和4年3月に発生した福島県沖地震に係る災害復旧経費及び国県補助事業の交付決定等に伴う関連経費などを主として計上いたしました。 歳出の主なものを款別に申し上げますと、総務費で、オンライン会議等の環境整備に伴うシステム管理経費の増112万8,000円。 民生費で、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業に1億3,380万3,000円。 衛生費で、新型コロナウイルスワクチン接種事業費の増1億2,603万4,000円。災害廃棄物処理事業費の増1億3,500万円。 商工費で、二本松物産協会事業補助金の増400万円。二本松市プレミアム付きデジタル商品券発行事業に1億6,700万円。 土木費で、防犯カメラ設置に伴う公園管理経費の増560万円。二本松駅南地区整備事業費の増1億円。 消防費で、防火水槽設置等補助金の増169万9,000円。 災害復旧費で、農業用施設単独災害復旧事業費の増745万円。林業施設単独災害復旧事業費の増440万円。林業施設補助災害復旧事業費の増500万円。商工業施設災害復旧事業費の増864万4,000円などであります。 また、歳入においては、歳出に関連する特定財源を精査の上、計上いたしました。 その結果、歳入における補正合計額が6億2,440万円で、歳出における必要財源の合計額が7億1,305万1,000円となりましたので、差引不足額8,865万1,000円については、財政調整基金からの繰入れ8,800万円と予備費の減額により措置し、補正後の歳入歳出予算の総額を303億5,122万9,000円とするものであります。 予算第2条債務負担行為の補正は、城山市民プール指定管理業務の追加であります。 予算第3条地方債の補正は、合併特例債ほか3件の起債限度額の変更であります。 議案第52号令和4年度介護保険特別会計補正予算については、歳入において、新型コロナウイルス感染症の影響による収入減少者及び東日本大震災の被災者に係る第1号被保険者介護保険料を減免するとともに、国の財政支援延長に伴う財政調整交付金等を措置し、歳出では、東日本大震災の被災者に対する介護保険サービス利用者負担額の減免分を措置するものであります。 以上が提案申し上げました議案の概要であります。 よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(本多勝実) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。 ○議長(本多勝実) 次に、請願の付託報告を行います。 今期定例会において、本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり1件であり、会議規則第141条の規定により、所管常任委員会に付託いたしましたので、報告いたします。 以上で、請願の付託報告は終わりました。 ○議長(本多勝実) 以上で、本日の日程は終了いたしました。 明日15日から19日までは、議案調査等のため休会であります。 よって、本会議再開は、来る20日午前10時からであります。 ○議長(本多勝実) 本日は、これをもって散会いたします。                          (宣告 午前10時45分)...